ヌマケン ((沼田謙二朗のWEBサイト))
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AB dialog

5/4/2017

 
A どうだ。
B えーと、理論じみてきても、詩にはならないのな。
A いま、じゃあ歌の現場において、インパクトできる曲を作成したいよな。その意味では、ループやエフェクトというのは手段としておおきい。そのうえで、明るい曲もほしい。それでいてメッセージももとめる。
B モチベーションの向きなんだよな、問題は。現場みることではじめて照準が合うというか。普段はやっぱ、日常のレベルだとライブハウス的な「非日常」はようわからんのだ。
A 場の理論と俺の個人の課題はちがうさ。ただメタ視点、状況認識はもっておきたいからな。単なる音楽まっしぐら、というのは俺はちがう。それはわかってる。つもりであってもそれでいく。
B ところで辺見庸のことばって、いつでも詩になるよな。あれは、理論じゃねえんだ。時事問題を前にしてもね。あの立場をぶらさないのは、けっこうすげえな。
A 詩はやはり<私>でないといけないよ。そういうことばを薄くしちまっちゃあだめなわけで。でもまあ理論も必要な段階だね。相互作用ということでいい。自分の内部意識も二層構造というわけでね。
B 実作者と批評家と。オルガナイザーにもなりたいのかね?
A というか、俺は俺が生きやすい場がほしいんだよ。



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 歌は、感情がないと書けない。論理は、感情を排したところで書かれる必要がある

 いま、こうやって文章を投稿しているけど、もっと「音楽」を投稿できないと、そっちのモチベーションも保っていけない。詩でもいいし。インプットもだから音楽のインプットを、やってく必要があるけど、アップルミュージックやってからは要は過去の音源も簡単に手に入る、ということが、主体的に掘ってく感じと矛盾するというか、やっぱ「買う」ってことが一種のトリガーになってる面はあったろう。たとえばガスリーとか聞いて、いろいろ思ってもいいんだけどね。なんだか「これもスケールじゃねえか」とおもうとしらけるよなあ、我ながら。音楽というのは、「流通してる」ということ自体がルサンチマンの種だ。ルサンチマンを排して聞けないといけない。



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 細部。あわれみ。

 読む俺。実践への俺。最終的な理想はこれこれ。
 そんでもいま中途でおれおれ。


『秘密のコミュニティ』

図書館で本を抱えてた 俺の頭には理論があった
おまえに言えない、今は言えない 秘密のコミュニティ
あの子とこの子がドッキング きりきりする空気はおしまい
うらやみうらみ、ひきずりあった 不幸を願うコミュニティ

愛する人、あこがれる人、もう二度と会いたくない人
気まずかったりのりきれなくて、苦い思い出に・・・
オサラバしたくて!

図書館でひとり企んだ おたがい嫌いな人たちが
不意を突かれて出くわしてしまう 秘密のコミュニティ

ドックワドックワ・・・
ドックワドックワ・・・
((おいおい、お前、こっちに来るなら来るとき用のチケットをもってきてくれ-!
話をするんだきいたりするんだ、コミュニケーションコミュニケーションコミュニケーション
自分をさらしてお金をおとしてこのコミュニティに貢献しなさい!))

私には私なりの スタイルってものがあるわ
つまらない意地の張り合い 俺にはあんまりピンとこねえ
そしたら俺も俺だって 鈍感なくくりにはいった
赤だの青だの黄色だの くすんでばっかでめんどくせえ

小さくて、わがままで、はた迷惑で
くだらない、滑稽な、尊敬できない・・・
人になってゆく!

俺には俺のやりかたが あるけど、お前もやってみろ
図書館で俺は一人きり けど頭にはコミュニティ
あ、秘密のコミュニティ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



『お姫様の一本道』

くだらないことはやめにしよう
そんなこといって!私たちの、営みを、見えなくしてしまわないで!
お前らはもっと、立派になれる
私たちはもう、信じられないし!もう、疲れてしまったの!

毎日毎日(つまらない)うだつのあがらない仕事をしすぎてまいってしまったわ
私、こんなところでは、私が誰だか、きっとわからないわ
少女の頃とくいだった お姫様のまねが もう冗談でもできない

わたしの家来に ご褒美をあげるわ
みんな私に 憧れてるらしいわ

大人になるなんて想像できないけど はるか先の未来に
星のかなたから 龍にのった王子様が
くるのよ!

当たり前に時はすぎては 大人になることを知る
なんにでもなれたけど 君は君だけにしかなれない


今日は昨日の、もう何年もの、老廃物のせいで動けなくなった
体にもいつのまにか、だけど心にあるなにか満たされない空間が

反乱(氾濫)しそうなの、ごめんなさいおかしく見えてしまったら
ああこんなときに、だけど 王子様は こない

間奏

大人になるまで君のとおった 道が一本の足跡になる
なんにでもなれたけど 君は君だけにしかなれない
あしたの一歩もまた、足跡に・・・

私たちに私たちの、希望できるあしたを!
私たちに王子様の、かわりのなにかを!

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